今年もワイン用の葡萄の収穫が始まりました。
【10月1日 AFP】フランス南西部ボルドー地方(Bordeaux)のワイン製造業者らは、「今年は変な気候だ」とぼやいている。
ボルドー地方ではブドウの収穫が始まったばかりだが、製造業者は一様に、
こんな気候はここ15年どころか、20年、いや35年は体験したことがないと口をそろえる。
今年ほどブドウの開花が早く、完熟が遅いのは35年ぶりだそうです。
「こんな年はめったにありません。いいブドウがとれるかもしれないし、とれないかもしれない。
現段階では何とも言えません。いわゆる気候変動の影響なんでしょうか?
あるいは、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領のせいなのか・・・。見当もつきません。
あるいは、大西洋気候の異常のせいでしょうか」
ド・ブアール氏もデュブルデュー氏同様、これが気候変動の影響なのかどうか確信は持てないという。
「恐らく気候変動のせいではないでしょう。周期的なものだと思います。
たとえば1973年と74年は気温が低く、よいブドウがとれませんでした。あのときに比べれば、今年のほうがまだましです」
現段階での見通しとしては、白ワインの作柄には期待が持てそうだが、赤ワインについては何とも言えない状況らしい。赤ワイン用のブドウの収穫は、まだごく一部の畑でしか始まっていない。
「今年の作柄は、たぶん英国人向きでしょう。米国人は、より古典的なボルドーの味わい、
つまり完熟度の高いワインを好みますから」とド・ブアール氏。
一方で同氏は、「とはいえ、このような気候でもよい作柄が望めるのは、きちんと管理されたブドウ園に限られた話です」と警告する。
余分な果実や葉を丁寧に剪定しない一部のブドウ園では、おいしいワインは期待できないようだ。
2007年ものは「どんどん売って、どんどん飲んでもらいましょう。2007年ものはコレクション用ではありませんよ。
確かにボルドー地方のワインは世界有数の製品です。
しかし、2007年ものについては、価格を抑えて、より買いやすくする必要があります」だそうです。
2007年10月01日
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