2007年10月09日

ラッコが激減の原因は家庭のトイレから



カリフォルニア州セントラル・コースト(Central Coast)沿岸に生息するラッコの個体数が激減しているらしいです。

 ラッコは一時は絶滅の危機にありました。
過去のピーク時には1万6000頭いましたが、19世紀に毛皮目当ての狩猟の対象となったためです。
1977年に絶滅危惧種に登録され、現在は約2900頭まで持ち直しています。

それが近年死亡率が高まり、特に生殖期のメスのラッコの死亡率が高いといいます。

その原因は「ラッコの死亡率は海洋環境の悪化を反映している」といわれますが意外な環境汚染要因も指摘されているようです。

死んだラッコの約半分から検出された感染性微生物トキソプラズマの
出どころが飼いネコのふんであることが確認されたため、
カリフォルニア州は2006年から、猫のトイレ用の砂をトイレに流さないよう呼び掛ける警告文をパッケージ上に載せ始めたそうです。

なんと毎年100トンを超える動物のふんがカリフォルニアの3都市から海に排出されているといいます。

フクロネズミ・飼い猫のふん→ラッコ→うに→ケルプ(大型海藻類)の森が不毛の海に変わる

環境汚染、漁業、そして原因不明の感染症により激減したラッコは
陸と海の環境の密接なつながりについて教えてくれています。
posted by hal at 11:18 | TrackBack(0) | 環境問題
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