家畜や作物に影響が出れば、最も打撃を受けるのは
生産者、消費者を含め、世界10億の貧困層だ。
例えば、地球温暖化によって感染が広がっているリフトバレー熱は
蚊を媒介として人畜に感染する。
東アフリカや中東では、乾燥地帯の気候変動で蚊やツェツェバエ、
ダニなどが繁殖しやすくなり、ウイルス発生地域が拡大しているという。
貧困層にとって家畜は生活の糧であると同時に、
家族の緊急時などに対応するための蓄えにもなる。
自分たちでは環境にほとんど影響を与えていないこうした層が、
地球温暖化で助長され得る家畜の病気拡大によって、
最も大きな打撃を受ける可能性がある。
一方、野菜についても、気温が上がると仮定した場合、
台風、サイクロン、ハリケーンが発生すれば、
野菜の生産者は洪水や雨、昆虫から作物を守るため、
違う種類の作物を植えたり、栽培場所の変更を強いられるかもしれない。
また、天候が原因で発生するジャガイモの葉枯れ病に
温暖化が及ぼす影響も懸念されている。
この病原菌は繁殖の速度が極めて速く、1840年代にアイルランドで
大飢饉(ききん)を引き起こす原因にもなった。
地球上には飢えや栄養失調に苦しむ人が10億人もおり、作物の地球温暖化対策に取り組むことは大切だとヒューズ氏は語った。
2007年11月26日
地球温暖化は肉や野菜にも影響
posted by hal at 15:29
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